大阪市レンタル収納ボックス・収納モバイル京橋からのお知らせ(モバイル通信)です。
◆これで安心・おすすめの梅雨の時期のダニ対策
湿気が多く気温が高いこの季節、洗濯物の乾きが悪くなり、布団やベッドマット、カーペットなどの布製品は水分を含んで湿っぽく感じることがありませんか?梅雨の時期気になってくるのが、お家の中のダニの繁殖です。わかっていても、見えないからと放っておいたままにしていませんか? あるいは布団を干せばダニは死滅する、普通の掃除機でもダニを吸い取ることができる、ダニについて知らないまま、「ダニ対策」をしていませんか?
そんな人のために、今回は、ダニやアレルゲンの対策についてダニの生態と、それを踏まえて効果的な掃除の方法についてまとめてみんましたみなさんの是非参考にしてください
- ダニの生体
- ダニは人間のフケや垢をエサにしている
ダニが布団や布製のソファ、カーペットなどを好むのは、住処となる快適な場所にエサがあるからです。屋内にいるダニの大半を占めているのが、人間のフケや垢などをエサとするチリダニ科の「ヒョウヒダニ」。このヒョウヒダニは、直接人間を刺すことはありません。しかし、ダニのフンや死骸、脱皮した殻が粉々になったものが、布団を畳んだり寝返りを打ったりするときに舞い上がり、それを鼻や口から吸い込んでしまいます。
その結果、アレルギーを引き起こしたり、皮膚についた場合は肌トラブルを招いたりする可能性があります。「お家の中からは10種類を超えるダニが見つかることがあります。そのうち6〜8割がチリダニ科のヤケヒョウヒダニやコナヒョウビタニです。このダニは、人が生活する環境からはほぼ見つかります。
ダニが活発に活動するのは高温・高湿度な梅雨の時期の今!
ダニは、秋冬のように気温や湿度が低いときは活動性が低下し、乾燥しすぎると体の水分が抜けてカラカラに干からび、やがて死んでしまいます。反対に、人が暖かいと感じる気温で、湿度が60〜65%以上になってくると活発になります。つまり、梅雨から夏が終わるまでの、まさに今の梅雨の時期がダニにとってもっとも過ごしやすいのです。
この時期にダニはたくさんエサを食べて繁殖し、梅雨時にはなんと約150倍にも増殖するといいます。オスとメス10匹ずつを気温25℃、湿度75%の環境で培養して6週間放置したところ、3000匹にまで増えました。早めに対策をしっかりして、夏本番がくる前にダニの数を減らしておけば、夏の終わりにいるダニの数も少なくなることが期待できます。
◆ダニ対策には
「死滅させる」「増やさない」「吸い取る」。3つの方法で完璧
ダニのアレルギーの多くの症状は、ダニのフンや死骸を吸い込んでしまうことで起こると報告されています。このダニのフンや死骸は、布団を上げ下ろししたり、ベッドメイクしたりする朝晩に特に多く舞い上がるのです。空気中に舞い上がったダニのフンや死骸は、人が呼吸するたびに吸い込む可能性があります。ですからダニそのものを減らすとともに、ダニのフンや死骸を減らすことも大切です。
ダニのフンや死骸が舞い上がると、床上に落ちるまでに、だいたい30分以上かかることが報告されています。空中からダニのフンや死骸を減らすためには、窓を開けて換気を行うといいでしょう。窓が開けられないときは、空気清浄機を使うのもいいと思います。ダニ、そのフンや死骸を、少しでも身の回りから減らした環境で生活することが大切です。ダニの対策としてできることは、まず布団やシーツ類に乾燥機を使って死滅させること。そしてダニを増やさないようインテリアをシンプルにして、掃除機がけすることです。掃除機をかけると、ダニのエサとなる人の垢やフケも減らし、ダニを増えにくくする効果が期待できます。
◆ダニは高温下で死滅する・布団やシーツは天日干しより乾燥機で
布団やシーツなどをこまめに洗うことは、ダニのエサとなる人間の垢やフケ、ダニのフンや死骸などが減るので、ダニ対策としても効果的な方法です。しかし、生きているダニを洗濯機の中で回しても、死滅率は4%程度。
布団や毛布などの厚みがあるものは、洗濯して太陽の下で乾かしても、ダニが死滅するのはわずかです。たとえば高温注意報が出るような暑い日に布団を干して、布団の表面温度が50度くらいになったとしても、内側を触って火傷するような温度になることはありません。50度の状態を長い時間保つことができればダニを殺すこともできますが、多くのダニを死滅させるのは難しいでしょう。乾燥機であれば、家庭用のものでも約70度以上になり、短時間でダニを死滅させることができます。家庭での乾燥が難しい布団などの厚手のものは、布団乾燥機や、大型の乾燥機のあるコインランドリーなどを利用して熱処理することで、ダニ死滅効果が期待できます。
布団乾燥機には、ノズルを直接布団の中に差し込んで布団へ温風を当てるタイプと、専用のマットで布団を包み、マット内に温風を吹き込むタイプがあります。マットタイプは布団との密着度が高く、布団を均一に加熱しやすいため、ダニ退治に効果的です。
◆寝具は「防ダニ」を常に意識して選ぶ
ダニが好む場所は、布団やクッション、座布団、布製のソファ、ラグ、カーペット、ぬいぐるみなどです。それらを一度見直して、ダニが生息しにくい素材や構造のものに変えましょう。
たとえばリビングで使うソファは、布製のものだとダニの温床となることがありますが、レザーや合皮などでできたソファであれば、ダニの住みかになりにくいため、ソファでダニが増えるのを防ぐことができます。また、毎日使う布団は、掃除機がけや洗濯という方法もありますが、ダニが通ることのできない高密度な生地でできた布団を使うことも、効果的です。高密度の生地でつくられたカバーで手持ちの布団を包むだけでも、ダニやダニのフンの出入りを抑制する効果が期待できます。
◆週に1〜2度でOK! ダニを減らすのは掃除機
布団やベッド、ソファなどには、週に1〜2度は掃除機をかけましょう。掃除機をかけることで布団などの表面にいるダニとともに、ダニのフンや死骸などを吸い取ります。
布団やソファなどの布製品へ掃除機がけを行うときには、布団用ノズルを用いることをおすすめします。床用のノズルを使うと、生地を吸い込んで生地を傷めてしまうことが心配されます。掃除機をかけるときにはノズルを密着させ、1㎡あたり20秒〜30秒かけて、ゆっくりと吸引します。ノズルが密着しにくい場合は、隙間用のノズルなど細いノズルを使ってみてください。ノズルを変えることで、キルティングのくぼみに溜まった埃も取り除きやすくなります。また、布団はダニの温床になりやすいだけでなく、空中にダニのフンや死骸を浮遊させる原因にもなります。布団からダニの汚染を減らすようにぜひ取り組んでみてください。
日頃の掃除の効果を上げるには、性能の高いグッズで行うのが理想的です。布団専用に開発されているクリーナーでダニやハウスダストを除去しましょう。
寝具表面にある、ダニのフンなどのダニアレルゲンは、人の皮膚に付着する例が報告されています。肌についたダニのフンなどは、肌トラブルを引き起こす可能性も考えられています。ぜひ今日から、布団に掃除機をかけましょう。
防ダニ対策は毎日しなくても、まずは週に1、2度の手入れからでもOK。週末は布団に掃除機をかける、などと決めて定期的に続けていくことで、ダニの数やフン、死骸を減らし、健康被害に遭わないよう梅雨の時期も快適・健康に過ごしましょう。
今回のお話は以上です。
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